小笠原つづき

父島に初めて行ったのは、20年ほど前になります。

その時は、こんなに遠い島に行くのは一回きりに違いないと思っていました。

 

でも、それからもう9回ほど行っているのですから、縁のある場所なのでしょう。行くたびに知り合いも増え、島から歓迎されているなぁと思うような素敵な体験や出会いをたくさん受け取っています。

いまでは、絵や、ヨガを教えるチャンスもいただいて、たくさんの方達と出会っています。

実家に戻っているような感覚です。

いつも帰るときは寂しくなってしまいます。

 

ハートとハートでコミュニケーションすることが、私にはとても大切なこと。得意なことでもあります。

父島は、それが本当にしやすい場所だなぁと感じています。

島の大自然、特にあの青く透き通る海。イルカやクジラ、ウミガメや、魚たち。。。。他にもたくさんの野生の生物。

人よりも、大自然のエネルギーの高い場所だからかもしれません。

邪魔をする余計なものが少ないせいかもしれません。

あとは、その場所自体のバイブレーションの高さかなと思います。

そして、私自身との相性もあるかな。

 

今日は、いつもと違う美容院にヘアーカットに行ったのですが、そこのオーナーが、「そう言えば、小笠原で以前キャベツビーチというベンションをやっていたご夫婦が、この近くに住んでいるんですよ!」と話してくれました。そして、カットされながら、島の話をたくさんすることに。。。。本当に、縁がどこまでつながっているのかと思うと面白いです。

 

今回、父島のヨガクラスでメインでしたお話しは、うるさい頭の中のおしゃべりに気づいて、呼吸と体を感じて今に戻る練習と。そして、感情が湧いたときにどうするかのプラクティスの仕方。

 

きっと続けてくださっている方もいると思います。

 

まずは、小さなイライラや、小さな嫉妬や、モヤモヤを体で感じ始めたら気づくこと。気づいて、見つめる。気づいて、認める。それが何であれ、ただ感じさせてあげる。考えをくっつけない。いい悪いの区別をしない。そのきっかけを作った人や物事に気を取られず、自分が体で感じている感情を体感することに意識を向けること。「なんでも感じていいんだよ」大丈夫って、言ってあげるようにしてみてください。

 

続けてみてくださいね。暗闇に、ライト(光)を向けるような感じです。体が安心して緩むまでやってみてください。きつすぎるときは無理しないで、実験なので、失敗は成功のもと。真面目に厳しくではなく、うまく行ったらラッキーくらいの軽い気持ちで。

嬉しいことにも試してみてください。気持ちいい〜とか、綺麗だなぁ〜とか。ちゃんと味わう。体感する。できる限り、その感覚が過ぎ去るまでちゃんと味わう。

 

そのプラクティスを続けていく中で、何度も繰り返し起こってくる好ましくない感情があったら、自分が何を真実だと思い込んでしまっているのか、気づき始めるかもしれません。思い込みに気がついて手放せるなら手放して。でも難しいならそのままに置いておいて、まずは、気づいているだけで大丈夫です。

なんとかしようと頑張らない。

 

大切なのは、今に意識を開くこと、いつも自分の呼吸を体感して、今にいることを癖にしてください。あとのことは後からついてきます。分析したり、悩んだりしないように。

気づきは、ふっと訪れます。

騙されたつもりでやってみる。ただそれだけ。

わからなくなったらメールください。

 

9/23のYoga Contact One Day Workshopやヨガコンタクトセミナーにも、ぜひご参加ください。

こういうお話をじっくりいたします。

 

先日、ある生徒さんが話してくれたのですが、

このプラクティスをして、今を感じられているときは、普段些細なことと思っていた事柄に感動したりします。。。。と。

 

そんな感じで実験してください。

 

いつも 自分がより本当の、あるがままの自分自身で在り、いつも 今 ここに 生きていること。

 

 

シンプルに