小学校のヨガ*卒業記念講演

きょうは、いつもヨガを教えに行っている小学校からのご依頼で、6年生に向けた「卒業記念講演」をさせていただきました。

 

いつもは、全校生徒と先生方ですが、きょうは6年生と先生だけ。

 

いつもは、30分くらいですが、きょうは1時間半いただけて、アーサナだけでなく、呼吸法、瞑想もやりました。

 

子供たちは、実は瞑想が上手です。

頭の中が大人ほどうるさくないからというのと、素直だから(笑)

 

ご依頼書に、テーマを書く欄があって、何にしよう???と思った時に、ふと出てきたのが「幸せについて」。

事前アンケートでは、毎回そうなのですが、ストレスをどうしたらいいかという相談がすごく多い。

そして、中学生になることへの不安。

 

なので、やはり、これ「幸せについて」にしよう!と思ったのです。

 

ストレスも不安も、「今 幸せで在る」 という状態にどうやったらなれるかということを伝えていけば、結果的にそれについての答えが出るからです。

子供はダイレクトに受け取ってくれる。

 

きょうは、わたしが少しアーサナのデモンストレーションをして、呼吸と動きが一つになっている状態を見てもらいました。そのあと、三位一体になっている状態について少し話して。。。

呼吸と、体の中を感じる練習。それから、ちょっときついアーサナをみんなで少しやって、シャバアーサナをヨーガ二ドラのようにガイドして行い、そのあと、起き上がって、瞑想のガイドをしていきました。

しばらく座っていると、どの子の表情も柔らかくなり、落ち着いてきて、深く内側を感じているのが良くわかりました。

 

子供たちのコメントは、「瞑想していたら、さっきまで悩んでいたことがどこかへなくなった」「体の中が暖かくなった」「シャバアーサナで眠れた。でも家では夜あまり眠れないからびっくりした、なんでですか?」など、、、。

 

今日のシャバアーサナは、5分程度、瞑想も5分くらい。

短いその間に、いろいろ深く受け取ってくれた子供達。

 

実は、クラスを始める前に、少しざわついていたので、お話をしたのですが、「受け取る気持ちがないと、受け取ることはできないんだよ」「ただなんとなく、話を聞いて、ただなんとなく、ヨガをして、、、だと、ただ何と無く何かやったな、くらいしか受け取れない。今どんな経験をするかは、自分次第だからね。人生もそう。」

「千帆先生は、伝えたいことがたーくさんあるけど、受け取るかどうかは自分次第だからね。今日がみんなとは最後のヨガクラスだよ」と。

 

こちらが本気です、、、ということを伝えると、子供達もその体制になる。

そして、集中して、楽しくなる。

 

写真のお花をいただきました。

 

シャバアーサナから瞑想が終わるまで熟睡していた2人の男の子。

可愛かったです。