プラクティス

春の夕方のお庭が大好きで、いつまでも眺めていたくなります。ただただじっとそこにいるだけで、なんとも言えない心地よさを感じます。

柔らかい光と、空気感。

 

自分が幸せになるために何かが必要だと思うかもしれませんが、幸せは内側からくるものだな、、、と日々感じています。

 

外側から与えられるものは、来ては過ぎ去って行きますが、内側のそれは、忘れてしまっていることはあるけれど、いつでもそこにずっとある。本当のHomeはそこに在る。

 

けれども、それに気づくためには、思考を静かにして、今に在るという状態でない限り感じることはできません。

周りの状況や人に対して、または自分に対しても、こうだったらいいのに、こうしてくれたらいいのに、、、と、つい思ってしまうことは多い私たちですが、力ずくで、だれかを黙らせたところで、自分の中は平安にはなりません。

 

自分のマインドは、無意識のうちに、常に、期待とジャッジメントを繰り返しています。その小さな声に気づいている人は少ない。でもその小さな声が、世界を見る自分の心の目にどんどんフィルターをかけています。

あの人はこういう人、自分はこういう人間、、、、などというように。

決めつけて思い込んでしまう。そしてその自分で塗り上げたその世界に自分が苦しめられる。

 

試しにやって見て欲しいのは、何と無く訳もなくイライラしたり、重い気分になっているときに、頭の中で話している小さな声がないか、耳を傾けて見てください。

 

あまりにも日常的になりすぎて、自分の声だと思っているから気づけなくなっているけれど、自分がどれだけ頭の中で喋っていて、想像や妄想を繰り広げ、思考に連れ去られてしまっているか。

 

もしも、本当に平安になりたい、苦しみから解放されたいと思ったら、まずは気づくしかない。自分が何をしているか。そして、どれだけ今にいないか。

 

 

 

今日のセミナーでは、プラクティスを続けている皆さんが、また体験や気づきをシェアしてくださいました。本当にパワフルなプラクティスだなと感じています。

自分が幸せで在るために、誰も何も変える必要はない。

変えるとすれば、自分の在り方。

 

自分の中の抵抗に気づき、ただありのままにOKを出す。(頭の中の声(自分の意見)にOKを出すんではないんですよ)

手応えを掴むまで何度も話を聞いて欲しいし、何度も実験して欲しい。何度でも話します。

本気で続けている生徒さんたちの、中心に繋がった感じが伝わって来ました。

 

安定感と力強さ、そして本当の優しさが現れてくるんです。

 

それは魂の輝き。美しさ。

 

人と比べることなく、自分の道を行く。

向かうのは、いつでも自分の内側。

 

自分を大切にするというのは、だれかを悪者にすることではないんです。

自分は正しい!を守ることでもないんです。

 

 それがどういうことなのか、、、セミナーや個人セッションでお話ししています。