豊かさを味わうためにものを減らす

今週は早速、アートセッションのお申し込みもあり、トータルヒーリングヨガサポートもあり、個人サポートをさせていただける機会が多く、嬉しかったです。アートセッションの詳細は、お知らせのページをご覧ください。

 

私は、5〜6年前に大きな断捨離をしましたが、ここのところゼロウェイスト(ゴミを出さないシンプルな暮らし)を心がけ始めたら、やはり物を減らすということは必須だな、、、と感じました。

 

以前、私が断捨離をしてるというと、友人からは、この家、そんなに物がないようにみえるけど、まだ断捨離必要?と言われましたが、私にとってはまだ多いのです。

 

最近、不用品を地元のリサイクルショップに持ち込むと、まだ綺麗で使えるのに断られる、という経験をして、ますます、ものをたくさん持っていると不自由だな、、、と感じました。

今の日本では、安いものを買って、いらなくなったら捨てれば良い、、、というのが通っていますが、それって全然豊かなことではないなと思うのです。昔の日本はそうではなかったはずですが。。。

それに、そのうち物を捨てる時に、今よりもっとお金がかかるようになると私は思っています。お金がかかるようになるまで、人間は減らそうとしないからです。

 

昨日読んだ記事で、オーストラリア、メルボルンの女子高校では、学校のゴミ箱を撤去して、自分のゴミは全部持ち帰らなくてはいけないということになったそうです。ランチのパッケージを含め、自分でゴミを持ち帰り処分しなくてはいけない。目的は、いかに普段の生活で無意識にゴミを出しているかを知ってもらい、生徒たちにゴミの少ない生活に向けて取り組んでもらうことだそうです。さすがオーストラリア!

 

私は、最近、厳しい視点で自分の家の物を減らし始めたら、ひとつひとつのものが生き生きと見えてきました。(かなり断捨離は極めていたつもりだったんですけど、視点を変えると違います)

そして、好きで買ったものが「やっと見てくれた?やっと使ってくれるの?」と喜んでいるような気がするほどです。とっても軽やかに豊かさを感じています。かなりの物をまた処分しました。

 

体は一つしかないのに、たくさんの洋服を持つとか、指は10本だけど、たくさんの指輪を持つとか、食べ物も、洋服も、食器も、デバイスも、なんでも自分一人の人間が使いこなせる量を超えてないか?って見ていくと、かなり物が多すぎると、私は感じます。パソコンの中の写真も私は古いパソコンの処分の時に、データを消して、今のパソコンには少ししか入っていません。前回パソコンを買い替えた時に、データの移行を、あえてしませんでした。

 

ここ一ヶ月で私が整理したものなどは、

 

古いパソコンをリサイクルに出す、外付けハードディスクの処分、絵本30冊を、絵本専門の古本屋さんに送る、ペットボトルを買わない、写真の整理と処分、片付けたものを引き取ってくれるお店を探し、二回送る(インターネットで売ることは私はしません。送料を払って、自分が買ってしまったものを処分するときの残念な気持ちを感じます。そうすることで、もうこれ以上、簡単に買い物をしないという気持ちに繋がるんです。これは私の場合です。)

洋服は、定期的にリサイクルショップに出していましたが、季節外れのものなども、引き取ってくれて、寄付もできるところに今回2回送りました。ゴミになるプラ容器に入っているお惣菜などを極力買わない。

あと、お財布を小さくしました。長いお財布を使っていましたが、二つ折りを持ち歩くことにしました。お財布の中にいろいろたくさん入らないので、軽いし、スペースを取らないので、どんなバッグでも大丈夫。よく、長財布の方がお金が貯まると言われますが、私の周りのお金持ちと言われる人たちを見ていると、結構二つ折りのお財布の人は多いです。お財布の形よりも、お金に対する気持ちや、お金の扱い方の方が大切な気がします。

 

他にも、いろいろとミニマルにしています。

 

ずっと片付けは定期的にしてきましたが、改めて新しい視点で、家の中を見回しています。

そして、今回、洋服を整理していて、手元に残したい、一番好きだな、と思ったものは、自分で縫った麻の服たちでした。昨年、手縫いでシンプルなブラウスやワイドパンツを沢山縫っていたのですが、それが一番着心地いいし、柔らかいし、手洗いでもすぐに乾くし(最近、洗濯も薄いものは、結構手で洗っています。綺麗になるから。)手縫いなのでほつれてもすぐに直せる。天然素材ですし、シワになってもそれが味になる。なんだ、自分で作ったのが一番だったか、、、、って思いました。

 

だんだんと、どこの扉をあけてもスペースがある状態になってきました。

洋服は、いつも着るものだけ、大好きなものだけを少しだけにしたいです。

 

今夜は、晩ご飯に珍しくイワシのフライを作りましたが、いつまでお魚を人間が食べることができるのだろう?と思いました。マイクロプラスチックの問題を知っている人なら気づいていると思いますが、魚の内臓にプラスチックがはいっている写真を雑誌で見ました。そしてそのお魚を私たちは食べている。人間は自分で自分の首を絞めているな、、、、、、、本当に。

 

きれいな空気と、汚染されていないきれいな水、美味しくて安全な食べ物がなくなったら、人間は生きていけません。。。。。。というか、それさえあれば豊かに生きていけるのに、そのどれもを危機に陥れているのが、私たちの便利な暮らし。

 

グレタ サンバーグ というスウェーデンの女の子の環境スピーチを聞きましたか?

私のfacebookページにリンクしてあるので、ぜひ見てくださいね。日本語字幕付きです。

 

上の写真、無印良品の靴下についているフックが、一部紙製になっていました。MUJIカフェのストローも紙製になっています。それは娘が教えてくれました。

靴下のタグの紙はゴミ箱に投げ入れず、資源ごみです。。。

日本はなんでも燃やせるから、なんでも捨ててしまう。

ゴミを家から出せば、もう大丈夫って思ってしまうんですね。見えなくなればもう無い。

 

違います。

 

 

例えば、

消費税が上がることに反対な人は、選挙に行きましたか?

お魚食べられなくなるのが嫌な人は、ペットボトルやレジ袋、プラ製品を減らしてますか?

全部一人一人の責任なんです。自分の日々の行動が世界に影響を与え、この世界を作っている。

 

みんなが行動すればすぐに変わる!

一人一人の力は大きいです。

 

完璧を目指すと、自分を追い込んで長続きしないので、楽しくやるのがコツです。

ヨガの練習と同じ。

 

世界中で行動は始まっています。

日本人はどうなのかな?

 

世界から嫌われる国にはなりたくないです。

ドイツ人の友人と話していると、なぜ日本は原発をやめないんだ、なんでお菓子のパッケージが、こんなに袋の中にまた袋で包まれているんだ!と言われます。

 

 

 最近読んでいるのは、ideas4goodというインターネットマガジン。インスタがあるので、見てみてください。日本のメディアは取り上げない、世界のいろいろなことがわかります。しかも日本発です。

 

では今日もいい一日を!