自分と対話していますか?

こんにちは。

 

今年開催する予定の展覧会の準備を少し始めています。

きょうはその合間に、いま印刷、製本真っ最中の新しい絵本を、確認していました。

試し刷りを本の形で束ねたものです。

まだゆっくり見る時間が取れていなかったので、今朝、庭の椅子に座り、一人で静かにページごとに見ていきました。

 

製本していないので、バラバラと中身が束ねてあるだけですが、ページごとに、チームのみんなが手で本のサイズに切って束ねてくれたものです。

印刷所から帰る時に私に手渡してくれました。

 

愛を感じます。

この本には、たくさんの人たちの愛のエネルギーが入っています。

 

 

ページひとつひとつに込めたメッセージがどれくらいの人に伝わるのだろう?

 

さらっと読んで閉じる人も多いかもしれない。

 

でも、何年か後にもう一度開いたときに、「あーそういうことが書いてあったのか!」って思うかもしれない。

 

または、「いい本ですね〜」と言ってすぐに、忘れてしまう人もいるでしょう。

 

でも、自分を見失いそうになった時にいつも開いてくれる人も中にはいるかもしれません。

 

読む人によって、受け取るものがまるで違う本だと思うのです。

 

理解できない人にとっては、「つまらない本」と思うかもしれません。

 

私は、これは、読むヨガだと思っています。

 

 

編集長がこう言いました。

 

「一人でも、心に響いてくれる人がいるといいですね。」

 

私もそう思います。

 

 

 

話は変わりますが、

 

私は作品を作っている時や、自分の感情に深く向き合っているときは、外部からの情報を遮断します。

 

 

アーティストや作品を本気で作っている人たちの中には、そういう人が多いかもしれません。

私の周りでも、SNSは自分のタイムラインに他人の記事が上がってこないようにミュートしていたり、自分が投稿する時以外開かないという人もいます。

私もそうです。

 

自分は仕事の一環で投稿はするけれど、他の人の投稿は、ミュートしています。

自分が本当に読みたいと思った時にだけ、自分からその人のページに行って読むだけ。

自分の選んでいない情報が勝手に目に入ってくるという流れは止めています。

 

私の大切な時間とエネルギーを消耗することはせず、本当にしたいこと、本当に読みたいことを自分で選んでいくように心がけています。

 

デバイスは、そういう風に、自分に役立つような使い方に設定しています。

通知オフとかもそう。

 

集中するときは、機内モードにしていたり。

 

頭の中がうるさいと何もかもが薄っぺらくしか体験できないような気がします。

絵も文章も絶対に書けないなぁと思います。

 

私の場合はです。

 

皆さんはどのように、デバイス自体やSNSと付き合っていますか?

 

この前生徒さんの一人とそういう話になった時に、彼女は、「SNSはやっていなくて、Lineだけなんですけど、疲れます、、、」と言っていました。

 

そういう人ってエネルギーを見ただけで、変な疲れ方をしていないので結構わかるし、エネルギーが高めです。ここにきている人はそういう人多いかもしれません。

 

 

私はよく、娘が中学高校の頃、携帯見ている時間が長いと思うと、こう言っていました。

 

「その中に真実は何もないんだよ。全て幻」

 

「今自分が味わっているこの瞬間しか、リアルはない」と。

 

今でも本当にそう思う。

 

 

自分の内面世界ほど面白いものはありません。

興味は尽きない。だから私はヨガが面白いと感じます。

 

最近も、自分と対話し続けていたら、大きな発見、気づきがありました。

辛い時、キツイ時ほど、自分ととことん対話する。

 

 

そして瞑想。

 

答えは内側にしかないから。

 

みなさまも、自分の時間とエネルギーを何に使うのか、、、より意識的に決めてみませんか?

 

 

シャンティ