私のヨガクラスYoga Contactには60〜70代の生徒さんも何人か来てくださっています。
80代の方も引越しをされるまでの4年間通ってくださっていました。
今日のパワーフローヨガのクラスにも、いつも素敵な60代の女性が来てくださいましたが、70歳になられたそうです。
もう4年以上続けてくださっている60代以上の生徒さんたちの動きは、本当に美しいのです。
ゆったりとした動きの中に落ち着きと力強さがあります。筋肉もしっかり付いていて、体のラインもきれいです。自分を知っている、、、という落ち着きでしょうか。
日本では、なんとなくイメージ的に、ヨガは若いモデルさんたちがやっているという感じが、雑誌などでも目立っているかもしれませんが、海外のヨガの雑誌などでは、白髪のベテランヨギ、ヨギーニティーチャー達が取り上げられて紙面を飾っていることも多いです。
そして、その素敵な先生達からは、深い落ち着きと、自分を受け入れている抵抗のない静けさ、力強さが伝わってきます。
あーこんな風に自分もなっていこう!と、心から思えるのです。
いつでも、今の自分にあったプラクティスがあります。
それは、年齢や、状況とともに変化していくものです。
いつでもたくさん難易度の高いアーサナをすることがいいプラクティスというわけではありません。
アーサナの難易度がヨガの深さではありません。それはプラクティスの一つの段階です。
八支則の1〜4までのハタヨガと言われる部門から5〜8番目のラージャヨガに入っていくのも、年齢とともに自然に起こってくるシフトかもしれません。
ヨガでは、年齢を重ねることも「老化」ではなく、「成熟、熟成」となっていくことでしょう。
いつまでも、人生の終わりまで、ともに歩んでくれることでしょう。
そして、いつでも今の自分のありのままで微笑んでいられるように、きっとなっていくと思います。
更年期と呼ばれている時期あたりから、本当の意味で、経験と智慧から人々を導き、世界の助けになることができる年齢に入っていくのだと、師事していたヒーラーの先生がよく話していました。
そういう意味で、終わりではなく、やっと自分を役立たせる時期の始まりとも言えるのではないでしょうか?
私もそう思っているところです。
いつでも 今の自分が この世界を生きています。