2018年が終わります。
いつも私たちは、今 というこの瞬間を生きているということに変わりはありません。
明日になったら、それは「今」になる。
明日というのは存在していない。想像できるだけ。
昨日というのも、もう終わっている。思い出そうとすることができるだけ。
過去から未来へではなく、いつも今という瞬間にしか存在できない、「この瞬間」 しか存在していないと、はっきりと悟ると、心配事は減っていきます。
心配というのは、今ではないことについての考えだから。
過去と未来に気を取られずに、今に集中することができる力。
それがヨガのプラクティスから得られるものだと私は思っています。そこに深く気づくためのアーサナであり、プラーナヤマでありメディテーションであると。
混乱して、自分を見失っている時、不安な時は、マインドの世界に気を取られている時。
深く深くゆっくりと呼吸をして、その呼吸にしっかり意識を向けて、つながる。
しばらくそこから離れないようにしてみる。
それさえも、思考に邪魔をされてできないのです、、というのなら、
今を生きるということよりも、頭の中の考えの方が大切なんだなって思っている自分に気づいて欲しい。
それくらいきっぱりと覚悟を決めるまでは、苦しみからの完全な解放は望めないし、本当の意味で、人生を生きることはできないのです。
自分がどこまで本気なのか。
それは自分にしかわかりません。
自分が、「今にいない」と気づいたら、「今に戻る」その繰り返し繰り返しがプラクティス。
自分にダメ出しをせず、自分に寛容に。。。
でも、
マスターするまで続けるのです。
でもね、本当に本気でやれば、そんなに何年も何年も時間はかからないんです。
一人でやるのは難しいし、めげそうになる、だから仲間がいるし、先生がいるのです。
やり方はシンプル。
ひとりではありません。
今年はそれを感じてくれた生徒さんが何人もいました。
先生は、「そっちは違うよ」と教えることができるだけ。
この先も私は、一人でも多くの生徒さんに、「あ〜〜〜〜!そういうことかぁ!!!」を体験して欲しいなぁと思っています。
一人でも多くの生徒さんに、ただ、その人で「在る」「自分自身で在る」ことに喜びを感じられるようになって欲しい。
より一層の喜びと、輝きと、穏やかさの中で、みなさんが豊かに幸せに生きられますように。
これからも、全力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。
私自身も、先生であり、同時に共に学ぶ仲間です。
大晦日の今日も、この瞬間、どうか、心配事や頭の中のおしゃべりに気を取られずに、今、目の前にあることを、充分に味わうことができますように。
今ないものではなく、今あるものに、気づけますように。
心からの感謝を込めて、、、、
ありがとうございます
次回からはカテゴリ2019年に書いていきますね。