今朝のクラスでは更年期の話になりました。
どう乗り切るかとか、どう対処するかという話ではなく、それが本当はどういう時期なのか、ポジティブな意味をお話ししました。
生徒さんは、「そんなふうに考えたことなかったし、誰もそんな風に言ってくれたことないです」といって、肩の力が抜けてホッとしたお顔になっていました。
朝のクラスの後は、スーパーヴィジョンがありましたが、そこでも、質問に対しての私の答えに、生徒さんは
「そういう答えが来るとは思ってもみなかったです、、、あーわかりましたーー。」と、重さと、緊張が解けていったようでした。
私ができるのは、方向が定まらず、迷子になっている時に、こっち→と、矢印を向けるだけです。
歩くのは自分。でも、迷路から出られないような時に、「何が何でも、自力で出口を探してやるー」と、同じところをいつまでもぐるぐる回っているよりも、「先生、私、今どこら辺にいるんでしょうか?」と聞いてみるのも、時には、役に立ったりすると思うのです。
答えは自分の中からしか出て来ませんが、質問がゆがんでいる場合は、答えは出てきませんから、そのことに気づくまでは苦しいのです。
例えば、本当は出口が見つかればいいだけのことなのに、この道は、土か、アスファルトか、石畳か、ということに気を取られているようなことってたくさんあると思うのです。
そんな時に、本題から逸(そ)れていることに、本人は無意識で気づきませんので、「そんなことはどうでもいいから、こっち→へ行ってみたら?」と伝えていく。それが私の仕事。
ただ、そのアドバイスができるのは、出口を見つけたいと思って、本気になっている人にだけです。
なので、ここに来てくださっている生徒さんたち、クラスに参加してくださる方たち、スーパーヴィジョンや、セミナーや、トータルヒーリングヨガサポートに来てくださっている方たちに向けて、お仕事としてできることだと思っています。
それ以外の人に向けて、聞かれてもいないのに、何か言うのは、おせっかいでしかありませんから、親しい友人と娘以外には言いません。娘にはすごく言うので、うるさがられていますが。(笑)
そして、この仕事にパッションを感じている私にとって、生徒さんたちが、持たなくてもいいのに、いつの間にか自分で持ってしまっていた荷物に気づいて、少しずつおろし、軽やかに笑顔になっていくのを見るのが喜びです。
みんなのリラックスした笑顔は本当に美しいですから。
なので、いつも私は本気です。
そして、本気だと、楽しいのです。
だからパッションって大事なんです。
自分がパッションを感じることをやるってことが、矢印→になるんです。
あなたのパッションは何ですか?
ワクワクとか、心地いいとかでもいいんです。
同じ。
*インストラクターのためのスーパーヴィジョンと、場合によっては、トータルヒーリングヨガサポートは、スカイプやフェイスタイムでもお受けできますので、遠方の方はお問い合わせください。