昨日は、湘南フラガーデンというイベントがありました。
写真は、Kahikilaulaniのウイさん。
冬に、彼女のレッスンの通訳もさせていただいたので、またウイさんの踊りが見れてとても嬉しかったです。優しくて華やかなHulaです。
娘は感動して泣いていました。
よく晴れて、暖かく、気持ちのいい日でした。
平塚の海側は、道も広くて、明るくて、山側とまた全然違う雰囲気です。
娘がHulaを習いたいと言って、始めたのは4歳の頃でした。フラの世界には、わたしの知らない様々なルールがあるのですが、(まだまだ知らないことだらけ)娘が最初に習った先生からよく聞いたのは、「違う先生のところのグループの人たちも、フラをしている人はみんなフラシスターなのよ」ということ。だからみんな仲良くね、、、ということですが素敵だなぁと思いました。
それから、また、師事している先生のところを辞めて他に移ったら、同じ先生のところには戻れないということも聞いたことが何度かあります。
最初は、厳しいなぁ、、、と漠然と思っていましたが、娘が15年くらいフラをやっている間にわたしも色々なことを学びました。日本でフラを教えている先生や、ハワイのクムがいかに惜しみなく、自分の学んできたこと、持っているものを生徒たちに教え、与え、育んでいるのか。それを見ていると、戻れないというのも当然だな、、、と思えてきました。それは、辞めたことを怒っているからではないのだということがはっきりとわかりました。
私自身、ヨガを教えて10年以上経ちますのでなおさら理解できるようになりました。
自分の子供のように、大切に育て、愛を与え続け、差し出し続ける先生たち。
でも、それを受け取れる人ばかりではない。
あ〜やっぱりあっちの先生の方が良さそうだから向こうに行きます!って、さっと辞めていく。時には何も言わず。。。
以前知り合った、フラを教えている人(娘の先生ではありませんが)と話していた時に、その先生から聞いたのは、「一生懸命教えていても、辞めていく生徒さんたちはいてね、若い頃悩んで、それをその当時師事していたクムに相談したの、そしたら、去る者は追うんじゃないよ。手放しなさいって言われて、それ以来そうしてる」と。
それでも、辞めた人たちもみんなフラシスターとして愛を持って接する。
他の先生のところに行って、あ〜違った、やっぱ戻ります〜。って、できないよなぁと、今は理解できます。(何かを一生懸命教えている先生には、これ、理解できるのではないでしょうか)
学ぶっていうのは、自分が空っぽになって、この人から受け取ろうという覚悟がないと、できないことだなと思います。学ぶのも、辞めるのも覚悟と責任が必要。
そしてそれ以上の覚悟が先生たちにはあるのです。
先生によって教え方も違う、でも、戻ってきた生徒の中には、違う知識が入っているから、その人にまた教えるって、初めてきた生徒さんに教えるのの何倍もエネルギーを使うと思うんです。これは、私の想像で、フラの先生たちのことはわかりませんが、私がヨガを教えきた中で、そう感じたことは何度かあります。
辞めることが悪いわけではないのです。合わないなと思ったら、無理することはない。
私も生徒さんによく言います。自分のニーズと合わないと思ったら、違う先生を探すお手伝いもしますから相談してくださいねって。
でもやはり何かを本当に学びたいときは、素直な心と覚悟は必要ですね。
大きなスタジオではなく個人で教えている先生たちは、一人を何年にも渡り教えるわけですから。
今、娘は、この先就職先が遠くになった場合、いまのハラウ(グループ)をやめたらもう戻れないので、悩んでいるところです。真剣に考え、先生とも話しています。どちらにしても覚悟を決めないとね、、、というところです。
さて、今日はまた少し肌寒いですが、
曇りの日の新緑はとても美しいです。色が反射せず、柔らかいグリーンが優しい。。。。
では、良い一日をお過ごしください。