豊かな毎日を

 

人によって、豊かさって違うと思うのですが、

私は毎日「あ〜豊かだなぁ、、、、。」と何度も感じます。

 

今朝も起きてすぐに短い瞑想をして、洗濯をして(最近タライで手洗いです)太陽の下に洗ったものを干し、庭に出て、木の植え替えをしたり、剪定をしたり、種を植えたりしていました。自然に体が動くままに。

いつものように箒で掃除をして、湯河原のミカンと柚子、庭のハーブやジンジャー、バナナでスムージーを作り、あ〜美味しいなぁと、空を見ながら飲んで。。。

 

こういう日常が、私には本当に豊かで、一番大切で大好きなものだと感じています。

 

最近、かなり物を減らしたおかげで、自分の力を、さらに取り戻したような気分です。

食器も洋服も、靴も、多ければ多いほど、一つ一つに目も手も行き届かなくなる。

好きで買ったはずなのに、たくさんあると、大切に扱う時間もエネルギーも追いつかなくなるのです。そうするとなんとなく輝きが薄れていくので、たくさん持っているはずなのに、何か足りないという感覚が湧いてくる。だから時々断捨離をする。

 

タイニーハウス(ちょっとしたムーブメントにもなっていて、すごく小さな家に住む人たちが世界にはたくさんいます。家の下にタイヤがついていて、家ごと移動できるものも多いですが、モンゴルのゲルのようにテントのような家に住んでいる人もいて、世界中でちょっとしたムーブメントになっています。)に住んでいる人たちや、ミニマリストたちが幸せそうなのは、自分にとっての豊かさを知っていて、それを選び、その豊かさを毎日感じて生きているからなんだと思うのです。

 

物を持つことで得られる幸せは一時しのぎ。悪くはないけれど、継続はしない、、、しかも、もう何がなくても自分は豊かに生きられるのだということに気づいてしまったのが、そういう生き方をしている人たちなのかもしれません。

 

オフグリッドといって、電気やガスや水道も自分たちで、雨水を貯めたり、太陽光を使ったり、コンポストトイレを設置したりして、自分たちの手と知恵を使い、楽しく豊かに軽やかに生きている人たちの暮らしぶりは、見ていると、自分や家族、自然への感謝と優しさにあふれ、本来の人間の生きる力と謙虚さを思い出させてくれます。

 

なんで私は、ゼロウェイストや、ミニマリストやタイニーハウスに興味が向くのかな、、、と思いますが、シンプルになればなるほど、自分が自分の世界の中心にいる感覚が増して。自然に感謝が溢れ、全てが生き生きと感じられてくるからかもしれません。

 

ヨガも、そういうことを教えてくれるものだと私は思います。

 

ヨガのプラクティスは、自分が自分だと思っていた勘違いを一つづつ手放していく作業です。

そして全ての勘違い、思い込みを手放した時には、何もかも無くなって空っぽになったような気がするかもしれませんが、その空っぽは、つまり全てが現れることができる無限な空間、スペースであり、宇宙そのもののエネルギーです。

私たちは人間の形を今はしていますが、元々はその形のないエネルギーです。そう思えてくると、今の自分の持っている個性も、なんだか愛おしく感じてきます。本来は「全て」であるエネルギーだけれど、今は、これを体験したい、これを味わいたいと思って、この世界で生きている。。。。そう想像してみると面白いです。

 

そうすると、誰かと比べたりすることには意味がないからやめて、自分があるがままの自分で心地よくいられるようになっていく。

自分にもっと優しくなって、人にももっと優しくなれる。

 

もしヨガを続けていても、そういう意識の変化が何も感じられていなかったら、ちょっと勿体無い。

ヨガの美味しい果実を食べて欲しいなと思います。

 

 

さて、これから夜のクラスです。

このブログは2日かかって書いたので、今は10月31日の夜です。

 

いろいろ書きたいことはあるのですが、やはり追いつきません。

昨日の個人セッションも、感動的でした。

諦めず、自分を大切に向き合っている人は、必ず美しくダイナミックに変容していきます。

そのお手伝いをするのは私にとって喜びです。そして、いつも興味深いです。

 

みなさまいつもありがとう。

では良い夜をお過ごしくださいね〜